3D歯科 のデジタル歯医者入門

最小限の費用と努力で最大限の恩恵を受ける歯科デジタル活用術

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デジタル機器導入にものづくり補助金を活用する 2024年版・GPTsを利用する

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回は、2024年初めの更新でしたので2024年に進化する歯科の未来を想像してみました。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

今回は、新年にデジタル機器を揃えたいときに活用するものづくり補助金などについて

せっかく2024年なのでAIを活用して挑戦できないかを考えてみます。

(もちろんAIを使えば絶対申請が通るというわけではありません、参考程度に留めてください)

 

よろしくお願いします。

 

ものづくり補助金の壁、事業計画書

早速ですが、ものづくり補助金を調べたことはありますでしょうか。

 

申請が通れば(採択されれば)1000万円程度まで設備投資の50%補助を受けられる、

デジタル機器を一気に揃えるのにとても有難い仕組みです。

 

3D歯科 も初めての口腔内スキャナーを購入するときにものづくり補助金にトライしました。

職場の収支や雇用状況を調べることは事務的な内容なのですが、

慣れない仕事として、「補助を受けて取り組む、新しい事業の計画書」を記載しなくてはなりません。

 

新しい事業の何が新しいのか、どのようなスケジュールで進めるのか、どのくらい費用や時間がかかるのか、どのような見通しで事業がうまくいくと考えているのか・・・

このような、銀行で融資を受けるときのように、歯科業界以外の人が呼んでも

説得力のある内容に仕上げる必要があり、なかなか手強いです。

 

ここを代行する業者なども多数存在しますが、もし先生方に時間のゆとりがあるのであれば

自分でトライしてみることをお勧めします。

ちなみに業者によりますが、補助額の半分近く持っていくところも多いです。

どうしても多忙で誰にも任せられないときには手元に残るお金を計算して依頼するか考えましょう。

自分一人でやると、大体50時間くらいかけると全ての書類を準備できました・・・

 

3D歯科 は当時知識と高額な機器を多数購入する踏ん切りがなく、

DIプライムスキャンのみ申請したので、約260万円ほどの補助を受けました。

50時間かかったのと後処理の時間も必要なので時給5万円くらいでしょうか。

十分すぎるほどにチャレンジする甲斐はあるかと思います。

 

2024年は事務手続きはなるべくAIを使う

さて、せっかく2024年になりましたので、可能なところは自分の手間を減らしてみましょう。

 

Bingを使用すると、ChatGPT4を使用できるので、簡単に事業計画作成をお願いしてみます。

 

多分、読んでいただいているみなさんの中にも、生成系AIに懐疑的な方もいらっしゃるでしょう。

なのでどのくらい凄いかをお話しするのはやめておき、

単純にどのくらいみなさんの時間を短縮してくれるかをみてみましょう。

 

ものすごくシンプルに指示をします。

(GPTsも使用せず他のプロンプトを先に入力もしていない、新規の状態です)

 

 

・・・このようにずらっと記載してくれます。

もちろんですがこのままコピペで提出すると文章の長さや必要な項目を満たしてないこともあるのですが、

ものづくり補助金独特の言い回しや、必ず含めるべき項目などもちゃんと押さえています。

 

以下はBing (ChatGPT4)の生成文です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

# 歯科の口腔内スキャナーを導入する事業計画

 

## 事業の概要

- 当社は、歯科治療の質と効率を向上させるために、口腔内スキャナーを導入することを計画しています。

- 口腔内スキャナーとは、小型カメラで口腔内の状態を立体的に撮影し、モニター上に映し出す装置です¹

- 口腔内スキャナーを使えば、従来の印象材を使った型取りに比べて、以下のメリットがあります²

    - 患者の負担を減らすことができる(嘔吐反射や不快感を防げる)

    - 治療の精度を向上させることができる(ひずみや見落としが少なくなる)

    - 治療の時間を短縮することができる(型取りや製作の工程が簡素化される)

- 口腔内スキャナーは、矯正治療やインプラント治療、虫歯や歯石の確認など、歯科医院で日常的に行われる治療に活用できます³

- 口腔内スキャナーの市場規模は、2020年には約100億円でしたが、2025年には約300億円に拡大すると予測されています

- 当社は、この市場の成長に合わせて、口腔内スキャナーを導入することで、歯科治療の革新的なサービスを提供し、競争力を高めるとともに、収益性と生産性を向上させることを目指します。

 

## 事業の具体的取組内容

- 当社は、口腔内スキャナーの導入にあたり、以下のような取組を行います。

    - 口腔内スキャナーの選定と購入

        - 当社は、性能や価格、操作性などを比較検討した結果、メディット社のi700ワイヤレスを選定しました

        - i700ワイヤレスは、高速かつ高精度なスキャンが可能で、ワイヤレスで軽量なので、患者とのコミュニケーションがしやすいという特徴があります

        - i700ワイヤレスの本体価格は約800万円で、別途PCやソフトウェアのライセンス料が必要です

        - 当社は、ものづくり補助金の申請を行い、補助率の3分の2(最大500万円)を受けることを目指します

    - 口腔内スキャナーの導入と運用

        - 当社は、口腔内スキャナーの導入にあたり、以下のようなスケジュールで進めます。

            - 20244月:ものづくり補助金の申請

            - 20246月:ものづくり補助金の採択通知

            - 20247月:口腔内スキャナーの購入契約

            - 20248月:口腔内スキャナーの納品と設置

            - 20249月:口腔内スキャナーの操作研修と試用

            - 202410月:口腔内スキャナーの本格運用開始

        - 当社は、口腔内スキャナーの運用にあたり、以下のような体制を整えます。

            - 担当者:歯科医師2名、歯科衛生士2名、歯科技工士1

            - 役割:歯科医師は口腔内スキャナーの操作と診断、歯科衛生士は口腔内スキャナーの補助と患者への説明、歯科技工士は口腔内スキャナーのデータ管理と製作物の発注

            - 研修:メディット社の研修プログラムを受講し、口腔内スキャナーの操作とソフトウェアの使い方を習得する

    - 口腔内スキャナーの活用と事業化

        - 当社は、口腔内スキャナーを活用して、以下のような事業化を目指します。

            - 正治療の事業化

                - 口腔内スキャナーで矯正検査を行い、患者の歯並びや噛み合わせを正確に把握する

                - 口腔内スキャナーのデータから、矯正治療のシミュレーションを行い、患者に治療方針や期間、費用などを説明する

                - 口腔内スキャナーのデータから、精密でぴったり合うマウスピースを製作し、患者に提供する

                - マウスピースの装着状況や効果を定期的に口腔内スキャナーで確認し、必要に応じて調整する

            - インプラント治療の事業化

                - 口腔内スキャナーでインプラント治療の術前診断を行い、患者の顎の骨や神経・血管の位置を正確に把握する

                - 口腔内スキャナーとCT画像を併用して、インプラントの埋込のシミュレーションを行い、患者に治療方針やリスクなどを説明する

                - 口腔内スキャナーのデータから、サージカルガイドを製作し、インプラントの埋込に利用する

                - 口腔内スキャナーのデータから、インプラントの上部構造を製作し、患者に装着する

            - 虫歯や歯石の確認の事業化

                - 口腔内スキャナーで定期的に患者の口腔内の状態をチェックし、虫

 

ソース: Bing との会話 2024/1/9

(1) ものづくり補助金の書き方 | 経済産業省 中小企業庁 - ミラサポplus. https://mirasapo-plus.go.jp/hint/7654/.

(2) 【書き方】ものづくり補助金の事業計画書の記入例と採択の .... https://inu-llc.co.jp/monohojo-business-plan/.

(3) 【保存版】事業計画書の書き方「ものづくり補助金」(215 .... https://www.rmcoffice.com/about-mono-hojo-2020-04/.

(4) ものづくり補助金の「事業計画書の書き方」とは|3つの .... https://hojokin-shinsei.co.jp/monodukurihojokin/zigyokeikakusyo-kakikata/.

(5) ものづくり補助金 3つの申請書類(事業計画書)の書き方とは .... https://hojokin-shinsei.co.jp/monodukurihojokin/shinseisyo-kakikata/.

(6) 口腔内スキャナーとは?歯科医院が導入するメリット .... https://akibare-dental.jp/archives/416.

(7) 2023年】口腔内スキャナーおすすめ11選|選び方も解説 .... https://netspeed-industry.jp/2023/09/25/%e3%80%902023%e5%b9%b4%e3%80%91%e5%8f%a3%e8%85%94%e5%86%85%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b011%e9%81%b8/.

(8) 口腔内スキャナー - 株式会社キャノン・デンタル・ラボラトリー. https://www.e-cdl.com/ios/.

(9) 歯科用3Dスキャナーの基礎知識を解説!特徴と導入事例 .... https://3d-scantech.jp/column/dental/.

(10) デジタル技術のインプラント治療への臨床応用 - J-STAGE. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsdmd/39/1/39_6-9/_pdf.

 

 

 

 

かしこまりました。😊

 

虫歯や歯石の確認の事業化について、以下のように記述しました。

 

- 口腔内スキャナーで定期的に患者の口腔内の状態をチェックし、虫歯や歯石の有無や進行度を詳細に把握する

- 口腔内スキャナーの画像を患者に見せて、虫歯や歯石の危険性や予防法を分かりやすく説明する

- 口腔内スキャナーのデータを電子カルテに保存し、患者の歯科健康管理を効率的に行う

- 口腔内スキャナーの導入により、患者の歯科意識を高めるとともに、歯科医院の信頼性と満足度を向上させる

 

以上が、歯科の口腔内スキャナーを導入する事業計画についての代行執筆の内容です。

 

ご不明な点やご要望がありましたら、お知らせください。😊

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今回は何も指定なくものづくり補助金について記載してもらいましたが、

例えば「具体的取り組み内容」にはグラフを作成したり予定表をエクセル形式で作成したり

この項目は何ページくらいで、というのも指定していくとかなりそれらしくなります。

 

あとは欠かせないものづくり補助金のマニュアル、200ページくらいのPDFについても

GPT4に読み込ませて要約させたり、絶対押さえるべきポイントをチェックリスト化したり

かなり優秀な「ものづくり補助金代行業者」になってくれます。

 

GPTsストアの衝撃

さて、今回は生成系AIの作文作りが凄いということをお話ししたいのではありません。

これくらいはGPT3.5でも十分できましたし目新しくはありません。

 

何よりも 3D歯科 が衝撃を受けたのは、今週(もうリリースされている?)オープンの

GPTsストアについてです。

 

例えば今回の内容で行くと・・・

 

 

これ、ものすごいことじゃないですか?

https://gptstore.ai/gpts/TabkHc4fK9-monodukuritai-lang

リンクはこちらからです。

 

例えばAIで作成した事業計画書について、このまま出してOKかを先に確認してくれます。

それに対してさらにAIで修正をかけて、人間の目で確認をしたらもう完成です。

 

他にも続々AI君が大量発生しています。

AppleのAppStoreのように、同様アプリはこれからも増えていくと思います。

 

 

まとめ

今回は唐突にですが、ものづくり補助金をAI活用で取り組みやすくする方法を紹介しました。

もちろんですが、ものづくり補助金を対処できたらその他の助成金も同様です。

 

デジタル機器を導入するための障壁が、単純に価格であれば国や行政のサポートを借りるのは

医院のためにも患者さんのためにもなるはずです。

 

ですが今回お話ししたかったのは補助金を取得するのが楽になった、という話ではありません。

 

GPTsは単にChatGPTを簡単に使用するだけのものではなさそうです。

以下は簡単な説明・・・

 

つまり、今回はわかりやすく補助金アシスタントGPTsについて紹介しましたが、

他の業界では「コピーライターGPTs」「会計処理GPTs」などが爆誕しています。

 

インプラント専門GPTs」「CT読影GPTs」「クラウンCAD専門GPTs」など

歯科業界にも間も無くAIを簡単に活用して診断や勉強を効率化・簡易化する技術が

導入されると思います。

 

ますます2024年は今までの通りの仕事や診療のみ行えばいいという世界ではなくなってきているようです。

3D歯科GPTs も、時間を見つけて研究・作成したいなと思っています。

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

note.com

↑こちらでも不定期に動画付きのデータを更新しています。

 

よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。