3D歯科 のデジタル歯医者入門

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Medit Temporaries 1.1 アップデート レビュー①機能紹介、国内最速レビュー!

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回はMeshmixerで扱う歯冠データについて

既存のSTLからセグメンテーションして歯を1本ずつ切り分ける方法を紹介しました。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

今回はMedit AppsのTemporariesについて、

1.1アップデートが発表されたので紹介します。

よろしくお願いします。

 

1.1アップデート

まずはMedit Temporariesでは、

既存の治療前データを利用して、支台歯データに自動で

テックを作成ができるソフトです。

 

ですが治療前データがない場合は簡単には歯冠形態を再現できず

別でMeshmixerでワックスアップを行い、リメッシュし、

治療前データの代わりにインポートするという

ひと手間、ふた手間がかかっていました。

 

今回のアップデートでは、ティザー動画からのキャプチャ画像ですが

Medit Library からのデータを活用してクラウンを制作できるようになります。

 

操作画面からも、どんどんCAD画面に近づいており、

連結冠の作成も可能、ブリッジ作成も可能になりました。

 

Meditの編集ツールはとても直感的で扱いやすいです。

Model Builderなどでよく使用する操作感のまま

クラウンデータ作成ができるようになれば、

片手間でCADを扱うドクターにとって非常に力になってくれます。

 

咬合接触を確認しながら歯冠をスカルプティングし、

できた歯冠データのマージンを崩さない設定のままで

下部鼓形空隙の調整が可能です。

段々と本格的なCADソフトに近づいていきます。

 

リリース日

リリースは本日、9月15日となっています。

 

依然として医療機器としての使用ではなく、

研究用のソフトの扱いのため

もちろん保険診療に使用はできないのでしょうが

海外のMedit症例投稿サイトには

数多くMedit Temporariesを利用した最終補綴作成が

紹介されています。

 

Medit Libraryを利用することで補綴前のデータは不要。
形成後のマージンラインを引いて、

すぐ自動でクラウンが現れます。

 

大型のテックなどの作成、

ブリッジのテック作成も可能になりました。

この写真はデモ動画のものですので、

明日から3Dプリンターをブンブン動かして、

精度確認や自動クラウン製作のクオリティがどれほどか

検証していく予定です。

 

 

3D歯科 も、まれにB4Dを活用したクラウンデータを

テックのみならず最終補綴に活用することもありますが

用途が自費症例で、患者さんが理解の上であれば

活用できるシーンはあるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回はMedit Temporariesのアップデートについて紹介しました。

Meditは本当に恐ろしいペースでアップデートを繰り返しており

無料ながら非常に使えるソフトに進化しています。

 

日常臨床の一部になった後に、急に高額サブスクなどにならないことを祈ります。

また、完全なAIクラウン製作はMedit Link内ではもう少しかかるでしょうか。

今回のアップデートでクラウン形態の制作はできましたので

あとはデジタル咬合器との連携、

製作中のフェイススキャンとの連携などができれば

完全なCADソフトとして、技工の仕事が変わりそうです。

 

また、3Dプリント時間がどんどん高速化すれば

またレジンの強度や経年劣化のなさなど進化すれば

チェアサイドでのTEKやレジン系クラウンの臨床が変わりそうです。

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

note.com

↑こちらでも不定期に動画付きのデータを更新しています。

よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。