こんにちは。
3D歯科 です。
前回は進化を続ける口腔内スキャナー、Medit i700のハードウェアについてお話ししました。
digitaldentistry.hatenablog.com
今回は、i700を使用してスキャンを行うまでの
準備、ソフトの操作方法を紹介します。
今月のi700とMedit Linkの紹介を終えた後は、
noteの方でも(非公式)Medit i700の使い方を紹介したいと思っています。
よろしくお願いします。
まずはi700のopen box!
さて、まずは届いたMedit i700の中身がどのようになっているかを確認してみましょう。
外箱は非常にしっかりした化粧箱です。
価格も高価なものなのでパッケージがかっこいいと嬉しくなります!
本体の箱を開けるとこんな感じです。
Primescanと比べると驚くほど軽量です。
Medit i700の配線、接続
これは非常にシンプルで好感が持てます。
パソコンにUSB-Cケーブルで本体を接続するだけ。
ノートパソコンはバッテリーでも駆動します。
非常に取り回しが良く、扱いやすいです。
ただこのUSBケーブルは相性?電源供給の問題?で
どんなケーブルでもいいわけではないようです。
まずはPCもUSB3ポートに差す必要があるほか、
汎用のUSB-Cケーブルでは安定して動作しませんでした。
ただ購入先から汎用の予備USB-Cケーブルを頂きましたが
そちらでは動作したので、専用でないとダメというわけではなさそうです。
これはPC側の相性やポートの電源供給の問題かもしれません。
また、本体とPCは簡単にセットアップできますが、
院内を運ぶ必要があるので、結局このようなキャビネットに載せています。
Feedのこちらも非常に使いやすいです。
キャビネットに乗せると結局持ち運びの大変さはPrimescanと同じくらいになりました。
でもスタッフも苦もなく運んでくれていますので問題ないのだと思います。
PCだけでも非常に高額なので、落とさないように配慮が必要かと思います。
ソフト側の設定
ソフトの設定も非常に簡単です。
本当にMedit Linkはよくできています。
まずはPCにMedit Linkをインストール。
スキャン用のプラグインは同時にインストールされていました。
Medit Linkを立ち上げて「新規ケース」から患者情報を入力、
「スキャン」を押すとすぐにスキャンを行うことができます。
スキャンを押すとMrdit Scan for Clinicsが立ち上がります。
本体の✅ボタンを押すとすぐにスキャン開始!
現在研究中でまだ使いこなせていませんが、
スキャンスピードもなかなか早い部類かと思います。
接続、ソフト設定は簡単。まとめ
セットアップについては本当に書くことがないくらいにシンプルです。
また、Meditが開発中のMac版 Medit Linkもベータテストとして利用させていただいていますが
ソフトの不安定さはあってもUSB-CでMacBook Airに接続するだけで
スキャンができてしまう(バッテリー駆動でスキャナーはバスパワー駆動)のは
非常に簡単で感動です。
今回の内容は以上になります。
長い文章でしたが最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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