3D歯科 のデジタル歯医者入門

最小限の費用と努力で最大限の恩恵を受ける歯科デジタル活用術

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3Dプリンターの仕組みと出力方法

みなさんこんにちは。

3D歯科 です。

 

仕組みがわかれば使いこなせる!

今回は簡単に3Dプリンターの仕組みをお話しします。

 

デジタルデンティストリーを行うために必要最低限の

内容だけを紹介させていただきます。

もっと詳しい話は、ホビー系の3Dプリンターの使いこなしサイトや

SK本舗という国内でレジンを作ったりしている店のサイトを

読んでもらうと、より詳しい内容や使いこなしが身に付きます。

お時間のある先生はどうぞ!

 

時間のない先生方は

今週から実際の無料ソフトでのCAD操作を解説しますので

ぜひ毎週木曜に 3D歯科 を覗きにきてください。

 

早速ですが、3Dプリンターの作りはこんな感じになっています。

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レジンバット液体のレジンを入れ、

プラットフォームを取り付けて

USBやWIFIにて3Dプリンターへデータを送れば

およそ1~2時間もすると完成品が

プラットフォームにくっついてぶら下がった形で

出力される仕組みです。

 

写真を見ていただくとわかるとおり、

プラットフォームに、模型の底面から順番に積層充填されて

形が出来上がってきますので、

模型の底面はプラットフォームにガチガチにくっついてしまいます。

 

3D歯科 もはじめは模型底面をプラットフォームに直接つけて

力任せにガリガリとプラットフォームから剥がしていました。

ですが破損した模型の数は知れず・・・

 

これを防止して模型を壊さず外せるように、

また模型の断端が出力されやすくするために

サポートというものを設計しておきます。

 

上の写真でいう

恐竜の頭とプラットフォームの間にある

たくさんの細いプラスチックの柱のようなものです。

積層していく際に、これが模型自体の重みを支えてくれます。

 

サポートをつければ模型を外す際には

プラモデルのように指の力でパチンと外せます。

これも設定は必要になりますが、

後で詳細な操作方法を書きますChiTuBoxを使えば

ボタンひとつで考える必要なくサポートをつけられます。

 

ここでポイントです。

模型のうち、大事な形態にはサポートをつけたくないので

大事ではない面はプラットフォーム側、

大事な面プラットフォームと逆側

に設定することです!

 

こうした設定はChiTuBoxで行います。

MeshmixerとChiTuBoxの詳細な操作方法は

この後に操作画面も含めて解説させていただきます!

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後も 3D歯科 では

先生の臨床に少しでも役に立てるような情報を発信していきます。

今後もよろしくお願いします。