3D歯科 のデジタル歯医者入門

最小限の費用と努力で最大限の恩恵を受ける歯科デジタル活用術

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Medit ClinicCAD 0.9.2 Betaアップデート!

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回はMeditのフリーソフト、Medit Designを使用してインプラント用のガイドを製作する方法を紹介しました。

 

digitaldentistry.hatenablog.com

 

今回は今日リリースされたMedit ClinicCADのアップデートについてお話しします。

Medit ClinicCADは現在無料で使用できるクラウン、インレー、ブリッジなどの

補綴製作用CADソフトです。

 

よろしくお願いします。

 

Medit Clinic CAD

このソフトについては何度かお話しさせていただきましたが、

こんなに簡単に補綴が作成できるのか!

パラメーターも設定でき、無料で使用できて良いのか!

○○のソフトを購入しなくてもこれで十分だった!

・・・という声が聞こえてきそうな強力で、なおかつシンプルに使えるソフトです。

 

クラウンだけではなく、インレーやブリッジ、ベニアなど

歯冠補綴について考えられる限りのCADデザインを行うことができます。

 

まだBeta版となっていますが、大きなエラーもなく、

他のソフトにありがちな煩雑な工程やメッシュデータのエラーによって進めない・・・

などのストレスはほぼ感じませんでした。

 

ただし連結冠やブリッジも作成できて嬉しいのですが、

連結部分が形がうまくいかなかったり、裂溝が咬合調整後にメリハリがなくなったりと

問題に感じるところもありました。

 

Medit Clinic CAD 0.9.2アップデート

さて、まだベータ版ではありますが、アップデートされたバージョンを試してみます。

無料でダウンロードでき、Macでも問題なく動きます。

Macbook Air M1でストレスなく使用できます)

 

実は先日のMedit innovation Dayで今回のアップデートについてちらっと聞いていましたが、

早速試したかったのがコンタクト部分のCAD操作感の改善です。

 

今までのClinicCADではブリッジがこのような形になっていました。

前歯部ですが、コンタクトがはっきりせず、歯1本ずつの分離感がありません。

お団子TEKを頑張って作って(ディスクを使わなければ)こんなものかな、という出来です。

 

それが今回、コンタクト部分を自由に設定できるように改善されました。

 

このようにコンタクト部分をおおよそ設定して・・・緑の点を動かして詳細を変更します。

 

前面は連結部分を強調せず、分離感を持たせます(技工士さんが見ると恥ずかしいレベルですがデモ用途ですのでご容赦ください)

 

結果的に、先ほどの状態と比べると随分パリッとしました!

これなら患者さんの口腔内に、前歯にプリントでセットしても

患者さんの反応が改善されそうです。

 

また、Sculptingツールが強化されました。

裂溝を強調したい場合などに、今まではRemoveツールのみで行なっていましたが、

あまりはっきりしない、触れば触るほど不恰好になってしまう状況でした。

 

ですが今回のGrooveツールで作業を行うと、

溝をコントロールしやすくなりました。

(これは言葉で伝わりにくいです。ぜひ試してみてください!)

 

実際の製作物の差について

まずはアップデート前のコンタクト状態。

右半分はアズプリント状態。左半分はグレーズ済みです。

 

こちらがアップデート後のコンタクトを強調した状態。

全体をグレーズするとこんな感じです。

B1シェードのテック用レジンなので白すぎますが、

光沢を出すとセラミックのように見えます。

 

模型にセットするとこのようになります。

下部鼓形空隙の部分はもっと突き詰めるべきですが、フィットは良好です。

何よりもこの結果が無料ソフトで、簡単にできます!

3Dプリンターとの連携強化へ

また、予想していなかった部分としては、ClinicCADから3Dプリンター各種についての

おすすめのクラウン内面、外面の設定が表示されるようになったことです。

 

さすがにプリンター自体のスライスセッティングが出てくるわけではないですが、

プリンターとレジンの組み合わせを考えた上で、CADでクラウンを作成する

内面、外面設定がClinic CADのソフト内に登録されており選択できるようになっています。

 

Meditではないですが、他のクラウン製作ソフトもミリングマシンとの連携強化が

今後のアップデートで来る!ということも聞きました(CAMソフト不要になるかも!)

 

CAMへの操作がワンストップでできるのがチェアサイドで補綴を製作するとしたら理想です。

それをいうとやはりセレックシステムは優れているのだと思いますが・・・

コスト的にも3Dプリントは非常にありがたいので、更なる発展に期待です。

 

まとめ

ワールドデンタルショーも終わり、今後のデジタルデンティストリーの進化や

ソフトの発展する方向性が見えてきたかな、というところで

ClinicCADのアップデート、CADソフトのCAMへの一体化が示されたことは

今後の診療の進化が期待できて非常に嬉しいところです。

 

 

ところで最近 3D歯科 は再度デジタルデンチャーの研究に注力しています。

毎日テストレジンで効率的な義歯製作を試していますが、

主にMedit Designのみでフルデンチャーを短時間で製作できるようになってきました。

 

また製作の流れなどが定まってきたらシェアさせていただきます

 

クラウンについては今回のClinicCADやDentbirdなどのチェアサイドの活用方法などを

noteにまとめています。もしよろしければチェックしてください。

note.com

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

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↑こちらでも不定期に動画付きのデータを更新しています。

 

よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。

 

Meditでのインプラント治療サージカルガイド製作

こんにちは。

3D歯科 です。

 

ワールドデンタルショー、参加された皆さんお疲れ様でした!

たくさんの方にお会いできて、このブログを見ていただいているという方にもお声掛けいただきとてもありがたい3日間でした!

たくさんの講習会からインプットを得ましたので、またデジタルの研究に活用したいと思います。

 

前回はMeditを矯正に活用するアイディアとして、

ダイレクトアライナー、ダイレクトブラケットへの活用方法を紹介しました。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

 

 

 

今回は、サージカルガイドの製作についてお話しします。

よろしくお願いします。

 

サージカルガイドについて

先生方はインプラント製作でサージカルガイドを使用していますでしょうか。

3D歯科 は恥ずかしながら半年前までは使用経験が全くありませんでした。

 

Meditなどのソフトでも作成ができることは知っていましたが

勤務医時代に全くガイドを使わない文化であったためフリーハンドのみで治療を行なっていました。

 

ですがCTとSTLを重ねて診断はしておりましたので、

あとはデータを整えて3DプリントすればOKという状況でした。

MeditもYouTubeで作成方法を公開していましたので↓

 

スリーブレスタイプのサージカルガイドを作成してみたところ、非常に有用なものと分かりました。

 

特に抜歯即時やGBR併用で「ここしかない」という埋入部位がある場合に、

開業医で1人でオペをすると方向や位置の確認だけで時間と集中力が消費されてしまいます。

 

ガイドを併用すれば(自分で製作したものなので100%信頼せず参考程度でも)

方向や位置の不安感が減少されてオペがやりやすくなりました。

 

3D歯科 はそこまでインプラントに自信がないので非常に難しいケースは

紹介させて頂くこともありますが、複雑なインプラントオペが得意な先生でしたら

さらにガイドの有効性が高くなるのだと思います。

 

数症例自分でガイドを製作したあと、Meditではなく専用のガイド作成ソフトである

BlueSkyPlanを用いた作成方法を学ぶためにセミナーにも参加しました。

1からWindowsでガイドを作成するのであれば、CTデータの兼ね合いで

こちらのセミナーの内容に沿うのが一番簡単です、時々開催されているようですので

ぜひ興味のある先生はご参加いただくと勉強になると思います。おすすめです!

 

難羽康博先生(アスパイア)、佐々木千晴先生(ちはる歯科)

みんな気になる!★ BlueSkyPlan ★ - BlueSkyPlanでサージカルガイド・デザイン&3Dプリント - ハンズオンセミナー #7

https://bsp7.peatix.com/view

 

 

ガイドの製作方法

BlueSkyPlanでの製作方法はセミナーで学びましたが、

今回はそこで学んだ方法ではなく、Meditでシェアされていた簡易的な方法での製作方法解説を行います。

3D歯科 はインプラントはあまり症例数は多くなく、得意分野ではありません。

そのため参考程度の知識として留めてください。

 

大まかにガイド作成の流れはこちらです。

①CTデータとSTLデータを重ね合わせ、データ統合し保存

②Medit Splintsでベースとなるスプリントデータを作成

STLデータ上でクラウンの設計

④クラウン部分にドリルホールを設計

⑤窓開け用の立方体データを配置

⑥スプリントから、ドリルホールと立方体データをブーリアンカットで切り抜く

以上です。

 

 

まずは①ですがCTデータのセグメンテーションを行う方法と、

インプラント診断ソフトなどでCTデータにSTLを移動させ重ね合わせて

CT位置を確認しつつガイドを作成する方法があります。

 

もし可能であれば、今後の活用が増えそうなCTデータのSTL化を試してみましょう。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

非常に綺麗にSTL化してくれるので、歯列STLと簡単にマッチングさせることができます。

 

②Medit Splintsでガイドで覆いたいところだけをマージン引きをし、スプリントを製作

 

③歯冠補綴を想定してクラウンのワックスアップを行います。

インプラントを行うということは欠損があるはずですが、歯肉部分にマージンを引くと

Medit Clinic CADでクラウンを簡単に製作できます。

もちろん既存の歯のテンプレートを任意のところに並べるだけでも可能です。

 

④⑤⑥

ここがガイド製作の肝となる部分です。

データの配列やブーリアンカットと、やや複雑になるので分かりにくいかもしれません。

 

そのため、Medit Designでガイド作成のためのSTLデータセットを作成してみました。

 

手持ちのストローマンのガイドキットを使用します。

メタルチューブは使用せず、5mmのガイドキーを使用する場合のデータとしました。

 

ここではSTLがシェアできませんので、noteの方で無料ダウンロードできるように

公開してあります。

 

↓2023年10月に公開しました。

データはこちらからZIPでダウンロード可能です。

 

note.com

 

 

もちろん自分で1から作成できるのですが、もしブーリアンカットやデータの配置に

自信がない先生は、以下の流れに従っていただければガイドが作成できます。

 

ガイド簡単セットの使い方

まずはスキャンデータでフラットテーブルのスプリントを作成しましょう。

自動作成でもOKですし、2〜2.5mmの厚みで自分でマージンラインを引いてもOKです。

 

次は模型データとスプリントデータとガイド簡単セットをCADソフトにインポートしましょう。

ここではMedit Designで説明します。

 

 

スキャンデータ(歯列データ)をteethデータに合わせます。

plateは咬合平面を合わせるために使用してください。

どのデータも拡大縮小はせずに、おおよその位置を合わせてください!

 

データを揃えたら、Left Guide Hole(右側ならRight Guide Hole)データを

インプラント埋入部分に合わせます。

 

ここまでできたら、Plateとteethデータを除く、全てのデータで

スプリントのデータをブーリアンカットすれば完成です!

 

完成ガイドの工夫

これで完成されたガイドに、外部注水の穴を開けたり

 

開口量が少ない症例でガイドホールにスリットを入れて

横からガイド用のバーを入れるようにして対応することも簡単です。

 

 

今回の内容ではCTを見ておりませんが、

もちろんインプラントの診断にはCTが必須です。

 

 

3D歯科 はガイドの適合確認も含め、インプラントを考える部位に

先にガイドを作成してからガッタパーチャなどの造影剤を入れてCT撮影をしています。

 

完全に歯冠形態優先でインプラントのCTでの確認をして、

ガイドの位置がOKであればそのままOPEを行えますし、

あと何ミリインプラント位置を変更したい・・・となれば

データを画面上で何ミリ移動と確認しながらCAD編集して

ガイドを再作成しています(3Dプリントでガイド製作するのは非常に簡単です)

 

まとめ

BlueSkyPlanやガイド専用ソフトをお持ちの先生にとっては

専用ソフトの方がCTも統合されますし、ワークフローも簡便化されると思います。

 

ですが、もっと手軽にガイドを使用してみたい、試してみたいという場合に

データ作成や編集は無料で使用できるMedit Designで作成する方法をシェアさせていただきました。

 

CTデータのセグメンテーションもAIを利用してさまざまなソフトが活用できるようになっています。

ガイドについてももうすぐワンクリックで簡単にできるようになりそうです。

 

AIがどんどんCAD操作を簡便にしてくれていますが、

AIに完全に任せると現状ではエラーがあっても気づけませんし修正できません。

やはり一度は自分でCADで色々な装置を作成しておくと、

AIを活用できた後も用途に合わせて適切に修正や編集をできるのではないでしょうか。

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

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↑こちらでも不定期に動画付きのデータを更新しています。

 

よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

Meditで作るダイレクトアライナー・ダイレクトブラケットの研究

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回はフェイススキャンの内容についてお話ししました。

digitaldentistry.hatenablog.com

noteの方にも詳細な方法を紹介しています。

現在無料で公開していますのでよろしければご覧ください。

(写真は恥ずかしいので共有しないでください!)

note.com

 

今回はこれからの進化が期待されるダイレクトアライナー

(3Dプリントで直接作成するアライナー)と、

3D歯科 が個人的に研究中のダイレクトブラケットのアイディアを共有します。

 

今回の内容は、先月8月ごろのうちにMeditに知見をシェアしておりまして

Medit Timesに取り上げられる予定もあるので、

将来にはそちらでもぜひご覧ください。今回はそのさわりの内容です。

 

よろしくお願いします。

 

ダイレクトアライナー

ダイレクトアライナーについては、韓国のGraphy社が

Tera Harz TC-85が有名な素材です。

 

形状記憶機能を有しており、お湯に浸けて柔らかくして着用、体温で適切な矯正力を得られ

矯正における不快な痛みなども軽減されます。

 

ただ、国内では某社が独占販売したそうで、非常に大きな投資をしないと扱えないようになってしまっています。

 

そこで 3D歯科 ではSenertekのClear-Aを使用してダイレクトアライナーを製作しています。

 

 

3D歯科 も自分を実験台にして前歯の矯正を行いましたが

クリアコレクトほか通法のアライナーと比較して、

初日はかなり押される感じがあったが(お湯に浸けて着用したらOK)

歯が動かされる感じがほとんどなく、快適にアライナーを使用できました。

 

3ヶ月ほど20時間程度の使用でしたが、捻転が改善され、

極端な矯正移動を組み込んでみたところ(スペースがないのに動かす)

歯の移動が停止し、アライナー交換で痛みが生じる=予定通りに歯が動いているはず?

という検証を行うことができました。

 

ダイレクトアライナーのデータを作成する

このダイレクトアライナーですが、完全に院内で製作するインハウスアライナーとなります。

矯正のセットアップを作成し、データを出力、ダイレクトアライナー用レジンでプリントし

後処理をして完成。

 

ただしここで問題になるのはダイレクトプリントできるデータ作成の方法です。

通常、インハウスでアライナーを作成するには模型データをプリントし

それにアライナーのシートを熱成形して作成するため、

いわゆる普通の模型をModel Builderで出力したら作成できます。

 

ですがダイレクトアライナーを製作するためには

↓のように歯を取り囲む薄いシート上のデータが必要です。

 

これにはMedit Designで行うと複数のブーリアン処理を行う必要があり、

1枚ずつ作成するのは流石に煩雑すぎます。

 

BlueSkyPlanやDentOneというソフトで、低価格でデータを作成もできますが

今回はMedit Splintsの新機能を用いて行います。

 

Medit Splintsでダイレクトアライナー

これについては最近Medit Academyでも公開されましたが、

Medit Splintsの新機能、インナーサーフェスを用いて行います。

 

フラットプレーンなどのアライナーを作成し、インナーサーフェスの作成を行います。

↑Medit Academy(YouTube)のスクリーンショットです。

 

下の段の右端のボタンをONにするとインナーサーフェスが作成されます。

 

この動画の通り、インナーサーフェスを作成してアライナーとした場合、

大きな問題に直面するはずです。

デフォルトではインナーサーフェス厚みは1mmになっているはずで、

Medit Splintsの現在バージョンではこれを変更できません。

 

ダイレクトアライナーにとっては1mmは分厚すぎ、違和感や痛みにつながります。

 

3D歯科 は試行錯誤の上で解決方法を見つけています。

インナーサーフェスをON、舌と頬の厚みを1.00mmに設定

→頬舌厚みが2mm以下の場合、アウターサーフェスとインナーサーフェス

厚みは按分され、頬舌厚みの半分がインナーサーフェスの厚みとなります。

 

ぜひお試しください。

これにより、頬舌厚みの半分がダイレクトアライナーの厚みとして設定できます

 

ダイレクトアライナーの製作は1枚ずつとなりますが、

個別に名前やアライナーナンバーを刻み込んでプリントすることも可能です。

 

 

ダイレクトブラケット

矯正にMeditを使用するアイディアはまだまだあります。

アライナーもいいですが、ワイヤーの方が早いことも多いでしょう。

 

まだまだ試作ですが、このようなことも可能です。

Meditをよく触っている先生であれば、どういった方法でジグを作成したかも

ピンと来るはずです。↓

 

また、いわゆるブラケットの形にする必要はなく、

某国内メーカーのニッケルチタン用の特徴的なブラケットの形態にしたほうが

プリントも、強度も、使用感もよさそうでした。

(お世話になっている教授の先生にご迷惑になりそうなのでデータは共有できません;)

 

まとめ

今回の内容はMedit本国より依頼いただいてまとめた内容の一部です。

そのうちにMedit Timesでシェアされるそうですので、その時にはぜひチェックいただけると嬉しいです。

 

今後ともMedit Linkのソフトのアップデートのたびに、色々な治療方法が可能になると思います。

研究・テストして、臨床に即活かせそうなことがありましたらシェアさせていただきます

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

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よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

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今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。

 

 

 

 

フェイススキャンによるデジタルフェイスボウ&口腔内スキャナーによるJaw Motion

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回は3Dプリント義歯の人工歯・義歯床の接着でズレがないように工夫を行いました。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

今回は、咬合器マウントや顎運動再現のためのフェイススキャン、Jaw Motionについて考えます。

よろしくお願いします。

 

デジタルフェイスボウ

全顎的診断を行う際などには咬合器に模型をマウント、

あるいはデジタル咬合器に上顎模型をセットするが咬合平面の傾斜(CANT)があると

下顎運動の基準になる顎関節の位置が実態から異なってしまい、

咬合器での正しい診断ができなくなってしまいます。

 

そのため上顎歯列を精度良く咬合器マウントするためにフェイスボウが用いられますが

イヤーロッド、バイトフォークを適用して記録ネジをずれなく締めていくというのは

いかにもズレそうでなかなか難しい(また患者さんとドクター双方にとって面倒)

と感じています。

 

このアナログでの難しさ、面倒さを省略するためにデジタルフェイスボウが用いられます。

 

デジタルフェイスボウではフェイススキャナーなどを用いて顔面基準点を計測し

フェイスデータを確認しながら上顎歯列模型をマウントできるというものです。

 

これにより顎運動の基準が生体の顎関節位置に設定でき、より正しい診断を行えます。

 

ただし上顎模型を正しくマウントした後も、使用する咬合器は

いわゆる半調節性咬合器であることが多いです。

 

 

Jaw Motion

顎運動を再現するツールとして、顎咬合器ではなくJaw Motionを用いることもできます。

これは口腔内スキャナーなどを用いて上下模型の位置関係をトラッキングして

下顎の移動をデータとして記録できるものです。

 

これにより咬合器ではなく、実際の下顎運動の一部を再現できるので

クラウンの製作による咬合面形態の調整などに役立ちます。

 

以下はMedit i700シリーズでも利用できるJaw Motionの計測です。

(Meditのサイトからの引用です)

側方運動が歯列全体で調和して行われていることがわかります。

 

Medit i700を利用してJaw Motionを使用しますが、たまにデータが飛んだりして

またクラウン製作をすると咬合が低くなる感じもあり完璧ではありません。

ですがスプリントに利用したり、ざっくりと全顎の咬合調整をしたいときに便利です。

 

ただしJaw Motionは咬合高径を変更したいときには不向きです。

開口運動はJaw Motionのトラッキングがうまくいきませんし

(上下の歯列がスキャナーで同時に捉えられないといけない。開口すると映らない)

閉口運動はもちろんですが実際には咬合を低くすることは口腔内では不可能です。

 

そのため、審美診断や矯正、バイト変更ではデジタルフェイスボウを用いて

デジタル咬合器で診断を行う。

クラウンやブリッジの限局的な顎運動確認ではJaw Motionを使用すると

うまく使い分けする必要がありそうです。

 

まとめ

デジタルフェイスボウには精度を高く口腔内スキャナーの上下顎データを

フェイススキャンのデータにマッチングさせることが必要になります。

 

これについてはnoteの方に先日更新しましたので

よろしければ見てください(写真は恥ずかしいので共有しないでください)

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今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

note.com

↑こちらでも不定期に動画付きのデータを更新しています。

 

よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。

 

 

 

3Dプリントデンチャーの歯肉・歯冠をズレなく接着するために①モノリシック、簡易咬合器でずれのない接着を

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回はDentbird StudioでCTデータの解析を行いました。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

今回はフルデンチャーなど、3Dプリントデンチャーを作成する際に問題になる

義歯床(ピンク色レジン)と人工歯(歯冠色レジン)の接着についてお話しします。

よろしくお願いします。

 

3Dプリントデンチャーについて

日本は超高齢社会と言われて久しいですが、総義歯を含めてデンチャーを使用する人口も増えています。

インプラント治療が予知性が高いと分かってはいながらも、全ての患者さんが

インプラントの恩恵に預かれるわけではありません。

 

今後も義歯のニーズは減ることはないでしょうし、介護現場や認知症の患者さんにより

義歯がすぐ必要になる、何日も食事が取れなくなるのは困る、

という治療日数や回数についての改善が求められていると思います。

 

改めてチェアサイドの義歯治療について考えてみましょう。

ピンクの粘土で(場合により誤嚥のリスクを抱えながら)口の型をとり

石膏を流し込んで型から模型を作りロウを溶かしたものを盛り上げて噛み合わせを決め

プラスチックを流し込んで長時間固めて、型から掘り出して完成。

 

3D歯科 はデジタルが好きですが、もちろんアナログの匠の先生の技を見るのは大好きです。

ですが自分自身がアナログ操作があまり上手でないこともあり、

何十年も変わらないような義歯作成の手法がどうしてもこのままでいいのだろうかと気になっていました。

 

そこで3Dプリントの義歯に取り組み始め、ご理解いただける患者さんに使用していただいて

臨床に活かし始めて1年以上が経過しています。

印象材の形をそのまま義歯に置き換える手法から取り組んで、義歯が分厚すぎると文句を言われることもありました。

分厚い義歯を改善しようとDenTruのような義歯専用ソフトも試しました。

自分でマージンラインを引くと吸着が得られない上顎義歯ができてしまうこともありました。

吸着はバッチリでも咬合が大幅にずれる症例も経験しました。

 

色々なうまく行った症例、失敗した症例を振り返るうちに、

再製作になるような大きなトラブルは、ほぼ咬合のずれ、

つまりバイトスキャンのエラーか歯冠・義歯床レジンの接着でのエラーだと気づきました。

 

コピーデンチャーでの口座印象を行い、口腔内でバイトスキャンを行うと

1色で作成した試適用義歯はほぼバイトが問題ない=問題はレジンの接着エラーとなりました。

 

3Dプリントデンチャーで起こるエラーについて

3Dプリントで義歯を作成した場合、起こるエラーは

・バイトスキャンでのエラー

・3Dプリント自体でのエラー

・歯冠&義歯床レジン接着時のエラー

です。

 

バイトスキャンは既述の通り、粘膜から咬合床が浮き上がっていない状態で

口腔内でバイトスキャンすることでほぼリスクを回避できます。

 

具体的には、バッチリ吸着している印象体そのものにロー堤を乗せて咬合採得し

吸着の破られない状態でバイトスキャンを行うことです。

 

3Dプリント自体でのエラーについては、ガイド用レジンやトレー用レジンなど

出力が簡単で精度の高いレジンを使用して試適義歯を1色レジンで作成し、

データ自体にエラーがないことを確認しておくことでトラブルの原因が特定できます。

 

最後に、よく悩まされるのが2色のレジンの接着のずれです。

 

歯肉・歯冠をズレなく接着するために

接着作業をズレないようにするためには、

・そもそも接着作業をしない=モノリシックで義歯を出力する

・接着用のガイドを使用する=なるべくズレないようにし口腔内で調整する

・接着するが咬合面は全てモノリシックで出力する

このどれかを考えます。

 

モノリシックの場合、よく行われるのは歯冠色レジンで義歯全体を作成し

歯肉色のステイン材を塗る、というものです。

 

アナログの苦手な 3D歯科 が頑張って色付けするとこうなります。

 

個人的には「カニカマ」と呼んで大事に手元に置いています

(患者さんにはとてもセットできませんでした・・・)

 

そのため、個人的にはモノリシックで出力する場合、発想を転換して

歯肉色レジンで咬合面を含めた全体を出力して

表面をベニア上に歯冠色レジンかCRで色つけする、ということを行っています。

これであれば絶対にバイトがずれない上、絵心がなくてもいつものCR修復のように

充填でもそれなりの見た目を作ることができます。

もちろん長期使用では歯肉色レジンでずっと噛むのは適切ではありません。

 

 

また、接着用のガイドを作成をする場合は、Medit Model Builderで簡易咬合器のような

支柱を作成した無歯顎模型をプリントし、その上で上下の人工歯部分を噛ませながら接着するということを行います。

↓こういう機構のことです

 

あるいは義歯自体の人工歯、義歯床部分両方に↑のような機構をつけてプリントし

位置合わせしながら接着するというのも合理的です。

 

 

最後に、接着するが咬合面は全てモノリシックで出力する方法を紹介します。

下のように、小臼歯から大臼歯部というフルデンチャーで一番ずれたくない部分を

モノリシックで出力し、ベニア状に審美部位を歯冠色レジンで出力して接着します。

個人的には一番アナログ操作が少ないので楽に、精度のいい義歯が得られる方法と考えています。

 

もちろんこの方法も、長期使用には向きません。

もし長期使用義歯でこのように2色プリントするがバイトがずれないようにしたい

というケースでは、頬側の歯肉部分のみを歯肉色、咬合面を含む全体は歯冠用レジンとすれば

目的のものを作成できます。

 

このような手法の詳細はまた時間を見つけてnoteの方にもアップロードできるようにしてみます。

 

まとめ

3Dプリントはクラウンやインレー、ベニアへの応用はすでに問題ないと思います。

義歯もどんどん活用が進んでいますが、今回紹介したような方法を用いることで

チェアサイドでバイトがずれて大汗をかくということが回避できます。

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

note.com

↑こちらでも不定期に動画付きのデータを更新しています。

 

よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。

 

 

 

Dentbird StudioでCT解析とデータのマッチング!

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回は補綴や矯正の診断で役立つ、デジタル咬合器の利用についてお話ししました。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

今回は、dentbirdの新しく更新されたソフトウェア、

Dentbird Studioについてお話しします。

よろしくお願いします。

 

AIをフル活用したdentbirdサービス

3D歯科 もお世話になっているdentbirdソフトウェアですが、

現在、単冠クラウンをAIで自動製作できるソフトとなっています。

 

 

このような実用的なクラウンが本当に簡単に作れてしまいます。

 

クラウン製作のほかAIを活用したさまざまなサービスを開発していますが、

個人的にとても期待しているのが、同社の機能をAPIとして提供している点です。

 

つまりAIを利用したソフトを自前で開発しなくても、自社アプリにdentbirdのサービスを

「自社の開発したソフトであるように」見えながら活用できると言うことです。

 

口腔内スキャナーはどんどん低価格化しており、ついに普及期に入った!と思わせられますが

口腔内スキャナーに付属するソフトは各社それぞれが開発しており、

矯正シミュレーションやモデルビルダーなど、さまざまな機能をつけています。

 

おそらくはソフト開発にそれなりのリソースが割かれていると思いますが

これも口腔内スキャナーの価格に上乗せされているはずです。

 

例えばメーカーがdentbirdを使用することで

ソフト開発に注力する必要がなくなり、ハードウェアの改善に集中できたり

価格的にさらに抑えて発売できるかもしれません。

 

Dentbird Studio

さて、そのDentbirdからCTの扱いやマッチングなどを行えるソフト、

3Dme Studio Betaが利用できていましたが、この度Dentbird Studioに進化しました。

 

CTのデータに歯列データがアラインメントできるだけでなく、

CT上でCMFランドマークが表示できることが特徴です。

 

矯正専門で診療されている先生から、セファロ分析がCTでできるのかどうか

という話題が出ることもよくありましたが、

かなり精細に歯、軟組織、硬組織に分けてポイントを表示できます。

 

完全に自動でAIが作業を行なってくれ、ボタンを押して少し待つだけです。

なかなか凄いことですよね!

 

これまでも都度払いのWeb上でのCT解析ソフトはありましたが

(CT分析用のAutomateみたいなかんじ)

これはその場で解析ができる上、(現在)なんと無料です!

いい時代になりました・・・

 

Dentbird Studioでマッチング

早速自分のCTデータをインポートして、Medit i700でスキャンしたデータを重ねてみます。

 

上下顎それぞれ1回ずつ操作してCTへのマッチングが必要ですが、

下部のマッチング精度を確認すると、なかなかいい精度であることがわかります。

 

BlueSkyPlanなども使用しますが、一度の操作だけでは若干ずれが残ることも多かったので

叢生や下顎前歯切端までバシッとマッチングしたのは驚きでした。

 

DentbirdのImagoworks社は、もともとCEOがCTとのAIマッチングなどを研究していたので

この分野の精度などは他社よりも一歩先を行っているのかもしれません。

 

試しにフェイススキャンもインポートしてみました。

・・・が、CTデータの軟組織がうまく取れていないためか(RF社CT使用中)

まだマッチングがうまくいきませんでした。

(上の画像では手動でアラインメントしています)

 

Imagoworks社の方とお話ししていましたら、このフェイスとのマッチングは

今後のアップデートで改善予定とのこと。期待しています!

 

まとめ

歯冠補綴データのAI製作で進化を続けているDentbirdですが、

Dentbird Studioも非常に楽しみなソフトです。

 

もうすぐCTデータのセグメンテーションが可能になるとのことですが、

BlueSkyPlanで非常に驚いた歯根付きの歯の切り分けを

超える精度で顎骨・歯根が分割することができれば

さまざまな用途に使用できるソフトとなりそうです。

 

 

 

BlueSkyPlanは今後セグメンテーションのエクスポートフィーがかかるようになるそうですが

Dentbirdもクラウンのエクスポートと同様にStudioで作業したデータの取り出しに

費用がかかるようになるのでしょうか。

 

AIを利用した画像処理・データ処理は日進月歩です。

新商品やアップデートが出るたびに、新しい手技やアイディアが出てきて

デジタルでの歯科治療はとても楽しいです。

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

note.com

↑こちらでも不定期に動画付きのデータを更新しています。

 

よろしければ見ていただけると嬉しいです。

 

先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。

 

 

 

デジタル咬合器を利用する〜B4D Articulatorモジュールを全顎補綴・矯正に活用する〜

こんにちは。

3D歯科 です。

 

前回は3Dプリントの高速化に伴いワンデイトリートメントにも

プリントを応用できることを紹介しました。

digitaldentistry.hatenablog.com

 

今回は補綴や矯正において全顎的に診断、処理が必要な場合に有用な

デジタル咬合器についてお話しします。

よろしくお願いします。

 

アナログ咬合器と比較したメリット・デメリット

多くの先生方の言われるように、咬合の診断については

完全なモデルレスよりも模型を実際に触って、動かした方が直感的であり、

得られることも多いです。

 

3D歯科 も矯正や全顎的介入が必要な方がいらしたら、

まずは3Dプリント模型を準備して、がちゃがちゃと動かして咬合関係を確認しています。

 

アナログで咬合器にマウントするにはフェイスボウをとり上顎模型をマウントし

咬合採得を経て下顎模型をマウントします。

場合によってはフェイスボウを省略し、平均値咬合器でも十分な症例もあるでしょう。

 

 

デジタルでも同様で、フェイススキャンや規格写真によりデジタルフェイスボウを活用し

上顎の位置を決めたら、下顎をバイトスキャン位置に合わせて咬合器マウントを完了します。

 

デジタルを使用する場合のデメリットは、やはり模型を触れられないことです。

アナログ咬合器であれば側方運動なども実際に指で触れながら確認できます。

デジタルでは普通の模型は触れられますが、咬合器マウントされた動きは

触って確認することができません。

 

逆にデジタルの大きなメリットは、咬合器調整で「バイトがめり込んだ状態」でも

模型を損なわず、いつでも元に戻すことができる点です。

 

また、場合により咬合がめり込んだ状態でデータを保存し活用することができます。

 

デジタル咬合器を補綴診断に使用する

通法通りで補綴・咬合診断に(模型はさわれませんが)活用します。

特に得意分野としては、オープンバイトレコードの時や、クロスマウントを行う場合です。

シリコンバイトを介在してマウントを行う際、バイト材の量が多ければ多いほどに

マウントでずれが出る可能性が増えてきます。

 

マウントを丁寧に行っても多少のずれはマウント石膏硬化時などに起こりうるかもしれません。

デジタルではバイトスキャンで1瞬で咬合採得が可能なので、

オープンバイトレコードなどでも術者も患者もズレなく採得できます。

 

模型データはいくら咬合器を動かしても「壊れる」ことがありませんので

バイトを下げてどの程度歯牙が干渉してしまうかなど

あらかじめ確認してからバイト変更量を検討することも簡単です。

 

デジタル咬合器をアライナー矯正活用する

最近では個人的には一番活用することが多いのがアライナー矯正についてです。

 

例えばこのような開咬症例で・・・

 

そのままで矯正セットアップをクリアコレクトへ提出すると

このように、オープンバイト状態で終了してしまいます。

(指示によります。指示なしだと前歯を1cmくらい挺出させてきます・・・)

開咬の改善のために臼歯部の圧下を行っているためですが、これでは最後のバイトが

正しいかどうか判断しにくく、クリアコレクトの技工士さんもバイトを判断しにくいです。

 

そのため、デジタル咬合器でこのように・・・

バイトを下げて、前歯が傾斜移動で配列できそうなところまでバイト変更し、

臼歯の圧下量が現実的かを判断します。

 

上顎模型(赤色)をすかしてみると、

圧下量がわかります。

現実的かどうかを咬合器を動かしながら診断していきます。

 

B4Dでバイトを上げる・下げる操作

 

まずは上下模型をUpper、Lowerと名前をつけます。

 

その後にマウントプレートに乗せて、Auto Setup・・・を選択。

簡単に言うと平均値咬合器に乗せている状態です。

 

Set Open Condyleを選択し、Rotation Xをぐりぐり動かすと

上下のバイトを変更できます。

その位置でApply Keyframeを押すとその位置を記録できます。

そのままExportすると咬合器で動かした顎間関係のままで保存できます。

 

まとめ

全顎補綴や矯正治療であれば咬合器はよく使用すると思いますが、

エグゾキャドなどのソフトでなければ、デジタル咬合器は他の簡易的なソフトにはありません。

 

MeditやDentbirdに平均値咬合器が追加されればいいのですが・・・

咬合器のためにB4Dを使用することも多いです。

 

正治療中に早期接触が起き、そのバイトを改善したい時など・・・

「無ければ困る」のがデジタル咬合器です。

B4Dは低価格でかなりマニアックな機能を使用できます。

全ての操作をB4Dでやらなくても、咬合器が使用できると臨床の幅が広がりそうです。

 

今回の内容は以上になります。

長い文章でしたが最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

3D歯科 では、毎週木曜日にデジタルを利用した臨床のアイディアを

少しずつ更新していきます。

 

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先生がたの臨床に少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。

今後とも 3D歯科 をよろしくお願いします。